2016年度の確定申告は、色々と複雑で後になって税務署に指摘されるとつらいので、税理士の先生にお願いしました。
2017年度は、特に複雑ではないので勉強がてらに自分でやってみようと思い挑戦をしました。
(※2019/2/9 Youtubeの動画が削除され新しい物になっていたので、リンクを入れ替えました。)
確定申告をする理由
- ふるさと納税を5件以上した。
- 一般口座の株取引があった。
- 貸し株による入金があった。
- その他雑所得
ふるさと納税を5件以上行ったため、確定申告が必要になります。
また、株の取引は通常は、特定口座で行っているのですが、楽天証券のスマフォアプリをバージョンアップした時に、デフォルトが一般口座になってしまい、あやまって一般口座で株を買ってしまいました。一般口座で利益が出た場合確定申告をする必要があります。
貸し株の所得は雑所得にあたります。雑所得が20万円以下ですと確定申告する必要がありませんが、確定申告をした場合は申請する必要があります。
そんなこんなで、確定申告書を作成し、先日申請をしてきました。挑戦してみると、そんなに難しくないし、色々と気づきがありおもしろかったです。
来年のための自分のメモ+情報共有記事です。
確定申告準備
確定申告の仕方とか説明しているブログとかサイトもありますが、国税庁のサイトが結構充実していますし、間違いなどはないはずなので、ざーっと全部読みました。
動画もあって結構わかりやすいです。
見た動画リスト
確定申告書等作成コーナーから申告書を作成して書面提出する方法
(最初にみるといい)
マイナンバー制度に伴う税務手続きの変更
(とりあえず見たけど、みなくてもいいかな)
ふるさと納税の確定申告の説明動画
申告書印刷まで説明しているので、一番参考になるかも
上場株式等の譲渡所得及び配当所得の申告手続
特定口座なので確定申告必要ないんだけど、まちがって一般口座で株を買ってしまったので確定申告が必要になったので見てみたけど、一般口座だと確定申告必要だよーとか株取引知っている人は知っているような内容であまり見る価値なし。(NISAとかジュニアNISAとかの説明て申告には関係ないから説明はいらないと思った)
申請画面の操作とか説明するこちらの動画の方が良い
特定口座の株式の譲渡損失の申告方法説明
自分的確定申告情報まとめ
- 申告期間 2月16日~3月15日
- 提出方法 e-TAX(税務署に行かずに申請ができる)印刷して持ち込むを選べる(今年は税務署行って問題ないか確認したいので印刷にして、来年はe-TAXに挑戦する事とした)
- 確定申告書等作成コーナー(Web)で申告書作成できる(ソフトとか買わなくていい)
用意する物
- マイナンバー(扶養家族全員分)
- 本人確認のための提示又は写しの添付(マイナンバーカード持って行って見せれば良い)
- 源泉徴収票(会社からもらった物)
- 各自治体からもらったふるさと納税の寄付金受領書
- 医療控除用の領収書(集めてなかったので、存在しない)
- 貸株サービスの明細
- 一般口座の取引明細
- 還付金受け取り銀行口座情報
- ハンコ
確定申告書作成サイト
ブラウザ上で数値を入れていくと確定申告の書類を作成してくれるお国のサイトです。
- 無料!
- 保存して次の日に再開とか可能(現在の状態をファイル保存できる)
- 来年に今年の申告書を読み込んで活用できる
- IEしか対応してないんでしょと思ったら、ChromeとかFirefoxとかのブラウザも対応してて感動!
確定申告作成
作成
- 書面提出選ぶ
- 「所得税の確定申告作成コーナー」を選択
- 給与所得を選ぶ(年金はないので)
- 適用を受ける控除画面で寄付金控除を選択
- 源泉徴収票の内容入力
- ふるさと納税の寄付金自治体名を件数文入れる。
- 雑所得入れる
- 株の取引き入れる
- 印刷
一般口座で取引した株を入力する画面
貸し株金利、他、雑所得を入力する画面
印刷される書類一覧
データ保存画面:最後に保存できるだけでなく、要所要所で保存できるので、少しづつ作業を済めることが可能です。
入力して、印刷までおこない、なんかできた!と喜んでいたのですが、帰ってくるお金が、ふるさと納税した金額より全然少ない!何故だ!!と思ったのですが、ふるさと納税は、住民税主体ですから、住民税から引かれるので、確定申告に表示される還付金額には含まれません。(結構あわてたw)
印刷後
控えと提出用書類が印刷されるのでコピーする手間が省けるので便利です。
提出用書類の一か所に印鑑を押します。
添付書類台紙も印刷されるので、そこに給与明細の源泉徴収票をのり付けします。(提出するとなくなってしまうのでコピーしておくと良いと思います
添付書類にマイナンバーカードのコピーをのり付けするか迷いましたが、当日マイナンバーカードを見せれば必要はありません。(郵送で提出時に必要になるのだと思います)子供や家族のマイナンバーカードの写しが必要とか書いてあるウエブページもありましたが必要ありません。
ふるさと納税の納税証明書を用意します(提出するとなくなってしまうのでコピーしておくと良いと思います)
その他、証明書書類としては、証券会社からダウンロードした、「譲渡所得等の金額の計算明細書」(一般口座で取引してしまった物の取引明細)と、「貸株金利、配当金相当額受け取り明細」がありますが、これも提出します。
確定申告提出
持ち物
- 作成した提出書類一式(任意で控えも)
- マイナンバーカード
- 印鑑(修正とかあるときいるかなと思い持って行ったがいらなかった)
確定申告の開始は2月15日からですが、開始直後と終了間際は混雑をする話を聞いていましたので、ちょうど真ん中あたりを狙っていきました。月曜、火曜も比較的混むとのことでしたので水曜日、朝の9時半ぐらいに近くの税務署に行きました。(昼過ぎてからの方がすいているらしいです)
どれぐらい時間がかかるのか、まったくわからなかったのですが、提出窓口列と相談窓口列が二つあり、提出窓口の方は15人ぐらいの待ち列で、提出窓口が3つぐらいありサクサクと進み10分ぐらいで自分の番になりました。
相談窓口は、一から確定申告をその場で作成する人が多く利用するみたいです(もしくは色々とよくわからないので確認したいとか)少々質問があってもネットで確定申告用紙を印刷したような人は提出窓口に並んだほうが良いです。(疑問点があったので3点程提出窓口で聞きました)
窓口では、印刷した書類一式を渡します。マイナンバーカードのコピーを書類に張り付けてなかったので、マイナンバーカードを見せて本人確認をしてもらいます。このマイナンバーカードのコピー貼り付けはしたほうがいいのか、どうなのか少し疑問だったので聞いてみたところ、「本来は貼り付けるものなので張り付けた方が良い、今マイナンバーカードで本人確認をしたのでなくても良い」という微妙な回答をもらいました。郵送での提出等では必要でしょうけど、本来もなにもいらない気がしますが、あまり詳細聞いても何もメリットはないので、とりあえずはスルーしました。結局添付資料台紙には、源泉徴収票のみ貼り付けでOKでした。
また証券会社からダウンロードした、貸し株明細とか、取引明細とかは、最初なしのまま提出して最後にいるのか確認したのですが、添付してくださいと言われました。このあたり、なくてもないならいいけど、あるなら提出してねという感じだとくみ取りました。
サクサクと確認して、自分で印刷した控えの確定申告書の方に、ポンポンとハンコを押してもらって返してもらって終了です。
あっけなかったですが、提出終了後、なにか解放された気分になりました。
今後
提出後1か月半ぐらいで、確定申告に記載した銀行に振り込まれる
住民税課税決定通知書が会社に届く(6月から給与から引かれる)ので、それを見るとちゃんと控除されているのがわかるはず。
6月ぐらいにならないと、ちゃんと申告できたのかわからないのか、きちんとできたのか不安は残りますが、これでひと段落です。